Last Updated on 2023年9月23日 by chii

2023年9月23日、秋分の日。
秋分の日は二至二分の3番目。
春分の日と同じく、昼と夜が均等になり、あの世とこの世が近くなるとされている日です。
こちらの記事では、2023年の秋分の日から冬至まで、3ヶ月間のタロットメッセージをお伝えいたします。
天高く飛翔し、広く遠く見渡す目を持つ、カラスタロットのチャロさん。
今回はチャロさんと、補助役の「アニマ」さんからのお手紙です。
お題
「痛みを越えて」

チャロさん「聖剣3/逆位置」
アニマさん「木棒1」
この3ヶ月間のテーマは「再び立ち上がる力」です。
何度でも、ここから、始める勇気。
「傷ついて、疲れて、辛かったかもしれない。古傷も痛むかもしれない。きみが耐えていること、笑顔の裏に隠した涙、僕は知っているよ。それでもね、キミはまた、立ち上がる。それでも前に進みたいって、キミの心が叫んでる。キミは痛みを越えて行ける」
チャロさんは言います。
「あなたの心に情熱が灯るのを、あなたもきっと感じている。あなたの情熱は、枯れることなくそこにある。今ここがスタートライン、今日が始まりの日」
アニマさんは言います。
現状
「できることから1つずつ。
直向きさが運ぶ青空」

チャロさん「金貨8」
アニマさん「聖杯5」
これから3ヶ月間、黙々と何かに没頭する状態になりやすいとチャロさんは言います。
目の前のことを淡々と、できることからひとつずつ。そんな真摯さを感じる印象です。
それはもしかすると、何かに没頭することで鎮めたい悲しみがあるからかもしれません。
何かに集中していないと、忙しくしていないと、心が負けてしまいそうで。
そのひたむきさが、あなたを遠くまで運ぶことでしょう。
失敗も喪失も次に繋げるひたむきさで、あなたは痛みの向こうにある青空を知るでしょう。
鍵
「この世界で叶えるために」

チャロさん「聖杯7/逆位置」
アニマさん「愚者」
「現状」のアニマさんが示した「聖杯5」のカード、お馬さんがとても悲しそうでした。
心にぽっかり穴が開いてしまったような、理想と現実の差に圧倒されてしまったかのような横顔。
ここでチャロさんが示す「聖杯7/逆位置」のカードから、目標を見失ってしまったり、夢を諦めてしまったり、現実的に思考していることが関係しているのかなと思いました。
アニマさんも、たましいの旅の始まりである「愚者」を示しています。
「愚者」はゼロ番のカードです。殻を破って生まれ出たヒヨコちゃんのように、圧倒的な自由と無垢。知恵や経験などではなく、たましいの本質を示すカードです。
「ゼロになるのは寂しいけれど、ゼロの状態だからこそ、たましいの声がよく聴こえるの。夢は決して失われない。ただ形を変えるだけ。たましいの願いを現実世界であるこの世で実現するために、今日も懸命に生きるあなたを応援しています」
助言
「全てを養分に」

チャロさん「金貨の王/逆位置」
アニマ「聖杯6/逆位置」
「これまでの自分を愛して、これからの自分に希望を抱いて」
チャロさんとアニマさんはそっと囁きます。
今は他人のことに気を向ける余裕がないかもしれない。
自分のことで手一杯かもしれない。
でも、
今目の前のことを丁寧に向き合って積み重ねていけば、それがやがて誰かの幸せにも繋がることになる。
これまで痛みを受けてきたかもしれない。
自分のことが好きになれなかったかもしれない。
それでも、
全ての時間が確かな根となって、今のあなたを支えている。
過去、現在、未来。
全ての時間軸の自分を大切に。
全ての時間、全ての経験を、養分に。
何度だって立ち上がり、今日を生きる懸命なあなたを、チャロさんとアニマさんは力強く応援しています。