魚座満月2023.8.31

Last Updated on 2023年9月13日 by chii

2023年8月31日、魚座で満月を迎えます。

今回は8月で2度目の満月。1ヶ月に2度も満月があると特別な感じがしますね。

しかも今回は、月が最も地球に近づく「スーパームーン」。お天気が良ければ普段よりも大きなお月さまを鑑賞できますね。(31日の月の出は18:36だそうです!)

満月は「手放し」のタイミング。魚座は12星座のサイクルで最後の星座ということもあり、魚座満月の今宵、今まで頑なに掴んできたものをお還しするよいタイミング。

今回は犬タロットのアークさんより、魚座満月メッセージをお伝えいたします。次の新月までの2週間でみなさまのヒントとなりましたら幸いです。

お題「新章突入のための区切り」

この2週間のお題(テーマ)として「剣10」が逆位置で示されました。なんだか満身創痍な印象のカードですね。

このカードは「章の終わり」のイメージがあるカードです。大きな終わりではなく、小さな区切り。来月は二至二分の「秋分」もありますので、この2週間は「区切りをつける」ことについて意識してみてください。

逆位置で示されていることから、ここで区切りがつくかどうかは「受け入れるかどうか」にかかっているよとアークさんは言います。

剣10は剣がたくさん刺さっていて痛々しいカードですが、満身創痍の中に「やり切ったぞ…」という満足感すらも感じるようなカードです。

痛みを乗り越えた先の、新章突入。

それは痛みからの解放。

直視したくないものを抱えておられるかもしれませんが、ここでご自身の「痛み」と向き合わないと、痛みから解放されません。

この2週間は、受け入れるに受け入れきれない、終わるに終われない、「直視したくない」という気持ち、そんな気持ちとの向き合いが必要だと、アークさんは言います。

現状「現実に落とし込む」

示された「金貨2」から、この2週間、精神的な活動を現実的に落とし込んでいくことに向いているかと思います。

お題で示された「剣10」は頭の中の有り様。後述の「鍵:杯の女王」「助言:女教皇」は精神的な有り様に感じます。

頭の中も心の中も日々活動しています。しかしこの身を持った次元においては、実際に行動を起こさないと物事が動かない。「考えているだけ」「思っているだけ」でなく、実際に「やってみる」ことを意識してみてください。

金貨2はまだまだ始まったばかりの状態のカードです。いきなり大きく動かなくても大丈夫。「まずはこれからやってみようかな」「これならすぐに実行できるかな」そういった「今できることからやってみる」とよいかと思います。

少し気になるのが、「お題:剣10逆位置」とのギャップです。目の前のことに忙しく、本当に向き合うべき物事を放っておいてしまうような、見なくてもいいように忙しくするような、そんな印象も持ちました。誤魔化すための行動ではなく、現実的な行動を意識してみるとよいでしょう。

鍵「軸は自分にありますか?」

「現状:金貨2」に至った背景・鍵となるヒントとして「杯の女王」が逆位置で示されました。

自分と他人の境界線があやふやになるような、軸が自分ではなく他人に移ってしまうような印象を持ちました。

「あなたのために」「こう言われたから」そういった縛りによって他人軸になってしまった。または、自分が我慢することが周りのためになるという自己犠牲の気持ち。そういうような気持ちは、強くなり過ぎていないでしょうか?

その気持ちが、向き合うべき痛みを「見ないふり」する道具になってしまっていないでしょうか?

助言「フラットでいる自由さ」

この2週間のテーマは、新章突入のための区切りをつけること。そのために痛みを見ないふりしないこと。軸を自分に戻すこと。そうして頭と心の活動を現実に落とし込んで行動に移す。

そのためのアドバイスとして「女教皇」が逆位置で示されました。

先ほどの「鍵」で、愛が深すぎるあまり、軸が自分ではなく他人に移ってしまっていないかを問われました。かと言って「自分はこう思う・それ以外は認めない」と頑なにならないようにね、とアークさんは言います。

白と黒を無理に混ぜ合わせ、グレーにすることがフラットではないと私は思います。どうにかしなくてもよいのです。どうにかしようとすることは、自分や他人を縛る鎖になりかねません。

どこにも偏らず、白と黒の間でフラットに立つこと。それはグレーになることとはちょっと違って、白と黒の間に立って両方の視点を持つこと。それはとても自由な状態です。

今回「鍵:杯の女王」と「助言:女教皇」、ペア感のあるカードが示されています。その間でバランスを取るような「現状:金貨2」のカードの姿。精神性と現実性、頭と心、白と黒…どちらにも偏らず、どちらも否定せず、フラットな視点に立つこと。そうすることで自分の中の「痛み」とも適切に向き合えるのではないかと思います。

アークさんより

今あなたは、
あなたの物語の分岐点にいます。
それは章の終わりのほうで、
クライマックスの少し前。
ストーリーラインが分かれる
という分岐ではなく、
物語が進むか止まるかの分岐です。
新章へ進むためには、
どんなクライマックスも
受け入れる必要があります。
ここで
クライマックスを受け入れないと、
この物語は止まってしまうのです。
頁をすっ飛ばしてしまっては、
新章の始まりが
味気なくなってしまいます。
もしかするとクライマックスは
痛みを伴う場面なのかもしれない。
しかしそれは結末ではなく、
ただの通過点に過ぎません。
考えているより、実際やってみたら
案外気が楽になるかもしれません。
「実際やってみる」ことで
頁がめくられて、痛みから
解放されるのかもしれません。
軸を自分に戻し、
あなたと私が在る世界で
「間に立つ」こと。
そうして見えた景色の中で、
今できることから着手してみること。
この2週間、頁をめくる勇気を胸に。
あなたの新章、
私も楽しみにしています。

愛しい「毛玉」の
タロットで
お悩み相談承ります。

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