たましい=真の自分を解放する2週間/水瓶座満月2023.8.2

Last Updated on 2023年8月10日 by chii

2023年8月2日、水瓶座で満月を迎えます。

満月は受け取って手放す日。

7月26日〜8月12日の18日間、異次元の扉「ライオンズゲート」が開き宇宙からエネルギーが降り注ぐと言われています。この期間の満月ということで、何かを受け取る方も多いのではないでしょうか。

犬タロットのアークさんより、満月のタロットメッセージをお伝えいたします。

お題:審判「解放」

肉体を脱いだ後、審判のラッパで解放される魂たち。終わったとしてきた物事の復活。

「審判」は「過去」との繋がりが深いカードです。

次の新月までの2週間は「たましい(真の自分)の解放」をテーマとして意識してみてください。

「やればよかった」という後悔、

「失敗したこと」への無念さ、

「目を瞑ってきたけれど、結局向き合わなきゃいけないことなのか…」という対峙、などなど、

「過去の自分との再会」は、過去の自分から今の自分へのギフト。

「審判」は最後から2枚目のカードです。ここで過去に置いてきたものと再び向き合い、重石になっていることから解放されることで、最後のカードである「世界」へと行くのです。

もしかすると、再会、再チャレンジの機会がいま訪れるかもしれません。

現在:聖剣7「その場しのぎの思考になりやすいとき」

このカードには、頭を使う「策略」という印象があります。裏表がある、嘘をつく、ごまかす、裏切るなど、人間らしさを感じるカードです。

「今さえ良ければいい」

「自分さえ幸せならいい」

「上手くやろうとごまかそう」

「とりあえず言う通りにしておこう」

そういった「"上部だけ"感」のある思考を、この満月に手放す意識をしてみてはいかがでしょうか。

とはいえ、時には策略も必要な時があるでしょう。特にお仕事では「上手くやる」テクニックも必要かと思います。

見つめていただきたいのは「それはあなたのたましいが望む選択か」という点です。

それであなたが真に幸せであればよいのですが、もしそれをあなたが望まないならば、手放してみましょう。

「今さえ/私さえよければ」「とりあえず言う通りにしておこう」というような考え方は、たとえその時に結果を得られたとしても長続きしない恐れがあります。

他者の言動の裏にある真意を知ろうとしなければ、お互いの世界が一致せず、よりよい未来には繋がりません。

「手放す」とは、捨てる/否定ではありません。自分の有り様をまっすぐ認め「でも、これからの私にはもう必要のない考え方だから、今までありがとう」と手を離すことです。これもまた「解放」ですね。

鍵:隠者「他者のいる世界で内なる声を聴いて」

「隠者」は、内観、真を見る、俗世間から離れる、孤独などのイメージがあるカードです。

「現状」のように、もしも今、頭だけ働いて「上部だけ」になっていたり、頭と心が離れていると感じておられるのであれば、この2週間はぜひ「これは私のたましいが望む行動?」「ほんとうに望んだ在り方?」と、ご自身の内なる声に耳を傾けてみてください。

もしかすると、あなたは既にご自身の内なる声と向き合っているかもしれません。それが少し行き過ぎて、自分だけの世界に閉じこもっていることが「現状」の「上部だけ感」の種になっている可能性もあります。悟りを開いてしまったために「人生ってこんなもの」「社会ってそういうもの」と諦めの思考になってしまっているかもしれません。

「人生そんなものだ」と蓋をするのは意外と簡単です。ただ、見ないふり/聴かないふりをしたところで胸には棘が残ります。この先も事あるごとにチクリと痛むかもしれません。(その痛みもまた、過去の自分が今の自分に『気付いて、解放して』というサインかもしれませんね。)

今回のヒントとして重要なことは、自分だけの世界に閉じこもるのではなく、他者の存在する世界で自分の声を聴くことです。

他者は自分の鏡。(もっと言えば、この世界は自分の鏡だと私は考えます。)どんな相手であっても、あなたに心地よい/心地悪いを教えてくれる鏡なのです。自分だけの世界で気付きを得ようとするのは勿体無い気がします。

人付き合いって面倒なことも多くありますよね。自分1人ならスムーズなのに、他人との共同作業だと思うようにいかないこともあります。気疲れもしますものね。

しかし、対峙する人がどのような人であれ、無理に付き合おうとする/離れようとする必要はありません。

この世界は「類友」です。嫌な人や苦手な人も反面教師とし、学びを得て、ご自身の思考や言動が心地よく変われば、結局その人や出来事とあなたは存在する世界線が異なっていくはずです。

それと同時に、あなたと共有できるものを持った他者の世界線はあなたの世界線と重なっていきます。(と、私自身は実感しています。)

このような意味でも、他人は自分の鏡だと考えてみると、人付き合いの気苦労も少し軽くなるのではないでしょうか。

助言:木棒5「人の中で自分を確立すること」

アークさんからのアドバイスに「木棒5」が逆さまに示されました。切磋琢磨、よきライバルたち、それぞれの情熱の木棒を携えた犬たちの姿がそこに在ります。

「現状」のカード「聖剣7」よりもどこか若々しい感じの、情熱的でエネルギッシュな「木棒5」のカード。物事が安定していた「4」からザワザワと動き出す「5」のカード。

そんな「木棒5」のカードが逆さまに示されたことで

「誰かに勝とうとする気持ちが強くなりすぎないようにね」

「人の中でも『私は私、あなたはあなた、各々が素晴らしい』という根底を忘れないでね」

というメッセージを感じました。

頭と心が離れた状態であると、自分が自分に認めてもらいにくく、それゆえに他人に「認められよう/他人に勝とう」と必死になってしまいやすい。

または、胸を張って他者のいる世界へと出られない。他人に気を遣って意見交換ができない。人の中で挑戦する勇気が持てない。

そのような懸念をアークさんは示していると感じます。

「鍵」で示されたように、このタイミングでご自身の内なる声を人の中で聴くことで、あなたが確立されます。

自分の内なる声を大切に感じ、認め、少しでもその声に沿うように思考と言動を変えることで、逆さまのカードは晴れやかに反転することでしょう。

人の中で「私」を再確認

今回はいつもに増して長文になってしまいました。アークさんのメッセージを簡潔にまとめると、

①この2週間のテーマは「真の自分の解放」。特に、過去に置いてきたもの、蓋をしてきたことなど、やり残したこと、後悔、成功しなかったことなどともう一度向き合うこと。蓋をした真の自分と向き合うこと。

②現在、頭だけ上手に働きやすいとき。今だけ・自分だけよければいい、とりあえずそうしよう、ごまかそう、上手くやろう、そのような気持ちが「不必要」だと感じるならば、手放してみよう。本心に蓋をして思考や言動をしていないかを振り返ってみよう。

③頭だけ上手に働きやすいのは、自分の内なる声に蓋をしているからかもしれない。または、内なる声に集中するあまり自分の殻に閉じこもってしまって、諦めの悟りのような気持ちになっているからかもしれない。人の中で自分を見つめることで視野が広くなるかも。

④自分を認めて内なる声を尊重してあげられれば、人の中でも晴れやかにいられる。勝とうという意識が強くなり過ぎたり、反対に自信をなくしたりしなくてもよくなる。有意義な人付き合いができる。

今日はご祈祷へ行きました。

8月2日、満月の本日、産神様へご祈祷に詣りました。満月というタイミング、気持ちを新たに神様へご挨拶したことに加え、宇宙エネルギーが降り注ぐ「ライオンズゲート」が開いていることもあってか、タロットメッセージがわんさかわんさか出てきてしまい、長文になってしまいました。読みにくくてすみません。上の写真は今朝の空です。ダイナミックな晴天でした!

満月や新月をはじめ、季節が動く節気のタイミングや、ライオンズゲートのように星の動きなどには、受けるエネルギーが強くて体調を崩しやすいと言われています。(スピリチュアルな考え抜きにしても、単純に天気や季節が移り変わると身体に影響が出やすいですものね。)

月・星・天候などの影響で強いエネルギーを受けたとき、人と会ってエネルギー交換が起こったときなども、身体には負担がかかっていると思います。感受性が強い方は特に、エネルギーを受けたり放ったりした際には、まずはしっかりと休んで心身を整えてくださいね。私も今晩はグッスリ眠れそうです。もともとロングスリーパーなので、泥のように眠れてしまいそうで怖いです(笑)。

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