タロットの「逆位置」毛玉的解釈について

Last Updated on 2023年5月23日 by chii

今回はタロットの「逆位置」について
最近の事例をもとに
私の解釈をご紹介したいと思います。

タロットの「向き」

タロットには上下の向きがあって、
出る向きによって意味合いが変わってくる
と言われています。

通常の向きは「正位置」
逆さまの向きは「逆位置」
と呼ばれています。

向きは違えど同じカードなので
根本的な意味合いは同じ。

ニュアンスが変わったり
そのカードの「短所」が強くなったり
はたまた
「もうこのフェーズは過ぎた」
という意味になったり。

カードによって、
そしてカードを読み解く人の
インスピレーションによって
多種多様に扱われます。

タロットは自由なもの。
正解も不正解もありません。
中には逆位置を
採用していない方もおられるそうです。

毛玉の「逆位置」の解釈

毛玉タロットではどうかというと、
「ヒントとして」参考にしている程度
という感じです。

カードの根本の意味は同じですから、
「長所は優しいこと」
「短所は優柔不断なこと」
みたいな、見方の違い程度です。

カードすべてが逆位置だったら
「質問が的外れでないか」を
改めて見つめるようにしています。

▼たとえばこのとき。

全部逆位置

カラスタロットのチャロさん。
4枚のカード
すべてが逆さまに示されました。

みなさんはこのカードたちに
どのような印象を受けるでしょうか?

私はまず「質問が的外れではないか」と
チャロ氏のツッコミを念頭に入れつつ

「テーマ」のカードからも
チャロさんのメッセージを読み解くことに。

▼テーマ「教皇」逆位置

このカードは信頼する指導者や「メンター」などの印象があるカードです。

「その質問は、今のキミの状態では、
 ボクに聞いたって

 意味ないと思うけどなぁ。」

そんな声を感じました。(辛辣ぅ!)

▼現状「ソード3」逆位置

聖剣3は「傷付き」「トラウマ」などのイメージがあります。私は「成長痛」という表現が好みです。

逆位置で示されたということは、
チャロさんは私に

「傷付きも失敗も心配も、過去!
 もう過去のこと!
 通り過ぎたんだよ。わかるっしょ?
 もう乗り越えるとき、

 立ち上がるとき。
 今は自分で
 ヨッコラショするタイミング〜!」

こんなことを
私に言いたいのかなと思いました。

チャロさんという導き手に
頼る時ではないと。

ここで私が何かを乗り越えたら、
他のカードも正位置に戻る。

「今あなたの思考と行動が変われば
 ものごとがスムーズに回り出すよ」

そんなふうに
言われているように感じました。

(余談)

毛玉タロットでは
タロットの4つのモチーフのことを

ソード=聖剣
・ワンド=木棒 (希望と掛けてる)
・ペンタクル=金貨
・カップ=聖杯


と表現してお伝えしています。

また、逆位置のことを
「逆さまで示された」と表現しています。

深い意味はありませんが、
タロットに詳しくない方でも
わかりやすいようにという意図です。

タロットに
悪いカードはない

「カードが逆さまに出たら
 悪い意味合いなんでしょ?」

カードが逆位置で出たときに
心配される方もおられますが、

私は「タロットに悪いカードはない」
と感じてい
ます。

ぜひ安心してお楽しみいただきたいな
と思っている次第です。

▼私のタロットお悩み相談については
こちらのページにてご紹介しております。

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