怒涛の節目に/春分・新月・冥王星移動2023.3.21-23

Last Updated on 2023年8月10日 by chii

2023年の3月は立て続けに節目を迎えます。

3月21日は春分の日=宇宙元旦。一粒万倍日・天赦日・寅の日が重なるという、すでにスペシャルな1日です。

▼春分の日に関しては前回の日記に詳しくおまとめしました。ぜひこちらもお楽しみいただければ幸いです。

翌22日は牡羊座の新月。12星座のトップバッターである牡羊座での新月ということで、リセット・リスタートがキーワード。

そして23日には「破壊と再生」の星・冥王星が水瓶座へ移動します。

冥王星の移動は大変ゆっくりだそうで、今回移動するのは約16年ぶり。今回水瓶座には約21年も滞在するそうです。冥王星が次に移動するのは2044年1月19日。2044年に自分がどこで何をしているのか想像がつきません笑

このように、春分の日から3日間は怒涛の節目ラッシュ。すべて違う節目ですが「リセット・リスタート」というテーマは共通しているように感じます。この節目が3日連続で起こるのも、きっと意味があるのでしょう。

今回は春分の日・新月・冥王星移動の3つをギュッとおまとめし、毛玉タロットの節目メッセージをご紹介いたします。カラスタロット「チャロ氏」からのメッセージです。

俯瞰の目
「残念がるのはもうおしまい」

今を天から俯瞰で見たカードに「聖杯5/逆」が示されました。

あぁ…こぼれちゃったね…倒れてしまったカップを見つめ、シュンと肩を落として残念がるようなチャロ氏。抱きしめてヨシヨシしてあげたい笑

これが逆位置で示されましたので、取り戻せない過去を残念がるのはもうおしまい。この状況から一歩踏み出す時がやってきました。

こぼれていないカップが二つも残っていることに気付けるでしょうか。

流れてしまった時間、空っぽになった心。
中身は海へ、やがて空へ昇り、
雨となって戻ってくるよ。
姿形は変わるかもしれないけれど
その本質は変わらない。
失くしてないんだ。ほんとはね。
再会するまでの、しばしの別れ。
さぁ、顔を上げて。
喪失感を糧にして
残ったものを抱きしめて
歩き出す時がきたよ。

現状
「思い出ではなく結果を見て」

現在のカードに「審判」が示されました。この怒涛の節目3日間を表すような、分岐点、ターニングポイントをイメージします。

亡くなったカラスたちの魂が蘇るような絵のカード。重たい身体を脱いで、魂が解放されています。本心、やりたいこと、何かに囚われていた「本当の自分」を解き放す時。

このカードは過去や「終わったもの」が現在に及ぼす影響を象徴するカード。これまでの行いの結果が出るタイミングかもしれません。俯瞰の目が「残念がるのはもうおしまい」と伝えていることから、今ある結果を結果として受け止めて、これからどうするのかを考えてみるとよいでしょう。

また、過去に諦めたこと、やり残したことと、再び向き合うタイミングでもあります。もし心残りがあるのなら、それが今の自分の心をキュッと締め付けるなら、再チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

過去に囚われるのはもうおしまい。
思い出は甘く美しいけれど
もうここには無いものだから
過去や思い出に浸るのではなく
過去の結果を今ここで受け取ってね。
過去に忘れた自分を迎えに行ってね。
眠っていた自分自身が目覚める。
囚われていた心が解放される。
その時が来たよ。君は自由だ。

ヒント
「過去の心残り」

現状を紐解くヒントは過去にあります。今現在起こっていることは過去からの結果であるためです。(しかし現在に表れている結果は最終結果ではなく、現在もまた未来へ続く過程でしかありません)

現状のカード「審判」は、過去からの行いに何らかの結果が出ることや、過去に終わったものの復活を暗示しますので、より一層過去を振り返ってみるとよいでしょう。過去に戻って浸るのではなく、今ここから過去を振り返ることが重要です。

過去のカードに示されたのは「聖杯7/逆」

たくさんの夢や理想を眺めている状態をイメージします。

逆位置で示されたことから、ただ夢として思い描いただけではなくて、ちゃんと現実的に考えてきたことが想像されます。その中で「どうせ叶いっこない」「自分には無理だ」「地に足をつけて生きなければいけない」と諦めたことや、現実的に考えた結果、苦渋の思いで手放した夢があったでしょうか。

もし今、そのことに心残りがあるのなら、再び向き合うのによいタイミングです。その時は夢のままで終わったかもしれませんが、今だから現実にできるかもしれません。

全部一度には叶わないさ。
腕は2本しか無いのだから
抱えられる数は多くない。
ましてや腕を羽根に変えたなら
飛翔と引き換えに何も持ってはいけない。
あの日、諦めて辛かったね。
手放して辛かったね。
あの日の君がまだ泣いているなら
今日の君が叶えてあげればいい。

アドバイス
「豊かさの本質を忘れないでいて」

今後のアドバイスカードに示されたのは「聖杯10/逆」

君が隣で笑ってくれたら、それだけで幸せ。そのような何気ない日常の幸せをイメージする、ほっこりするカードです。茶色いお弁当がサイコーなように、映えない日常が何よりも幸せだったりします。

「あの頃は楽しかったな」
「こんなはずじゃなかったのに」
「なんで自分だけウダツが上がらないのだろう」

悔やんだり羨ましくなったりする気持ちは尽きないけれど、今ここにある幸せに気がつけなくなったら元も子もありません。

非日常の中で幸せを感じるのは簡単です。日常の中で「幸せだな」と感じられることこそ、豊かである証です。小さな幸せに気付ける豊かさが、大きな幸せを呼ぶのです。

それは諦めではなく、納得するということ。現状はこれまでの結果ですから、真摯に今を受け止めましょう。もし更なる幸せを望むなら、結果を踏まえて手立てを考えましょう。

リセット・リスタートの日は、手放して、歩き出す日。しかしまずは今ある幸せを認識し、感謝する気持ちが大切ですね。

毎日晴れは続かない。
毎日がハレの日ではないようにね。
ありふれた日常、変わり映えしない風景、
大切なことほど、そこに紛れているよ。
辛いこともあっただろうけれど
この道でしか出会えなかった人がいるよ。
君はないものねだりで
空高く飛んでみたいなんて言うけれど
僕からしたら
安心して休める場所があることの方が
誰かを抱きしめる両腕があることの方が
うんと幸せなのになぁって思うんだ。

ゼロ地点でも地続きだから

宇宙元旦、新月、冥王星移動、2023年3月21日〜23日は3日間連続で節目を迎えます。

それぞれのイベントの意味合いやチャロさんのメッセージを踏まえると、

・取り返しがつかないことをただ悔やむのはもうおしまい
・過去に「浸る」のではなく「振り返る」
・過去の心残りは今叶えればいい
・今ここにある幸せに気付くこと

上記の視点によって、リセット・リスタートで心新たに歩き出す節目となりそうです。

しかしながら、人はいきなりまっさらに生まれ変わるわけではありません。今ここは、過去から地続きの地点。すべては繋がっています。だからこそ、過去に足を取られてしまうこともあるのです。

過去に置いてけぼりになっている自分がいるのならば、やり残したことがあるのならば、それを悔いているのならば、今の自分が叶えればいい。形は変わるかもしれないけれど、今の自分が過去の自分を救うことができる。今の自分が、というのが重要です。

皆さんに下った審判は、どのようなものだったでしょうか。今ここから、またぼちぼち歩き始めましょう。春の匂いを胸いっぱいに吸い込みながら、途中お弁当を食べたりして、ゆっくりね。

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