Last Updated on 2023年4月28日 by chii

洗濯物を干すとき、畳むとき。
デスクに向かうとき。
タロットを広げるとき。
ネロ氏は必ずやってくる。
時には自分のお気に入りのおもちゃ(ビニル袋を数回縛ったもの)を持参して、嬉々としてやってくる。

おそらくネロ氏は、私が遊んでいると思っているのだ。
自分以外の、ひとりで、何かオモシロソウなことをして遊んでいる。
だから「ひとりで遊んでないで自分と遊んでよ」といった気持ちになって、やってくるのではないかと思う。

「やらなければいけないこと」なんて、ないのかもしれない。
「やりたくないことも、やらなければいけない」
そりゃあ、まぁ、そうなんだけども。
私にとってオモシロクない物事でも
猫のネロ氏にとってはオモシロソウに見えるのだ。
私が面白がらないだけで、
本当は、とっても、
面白いものなのかもしれない。
人生、面白がって過ごすこと。
なんでもオモシロソウにこなすネロ氏に
私も日常を面白がって過ごしたいと思う。