Last Updated on 2023年4月28日 by chii
昨年買ったお財布がなんとも使いやすく、ずっと大切に使っていきたいなぁと思ったのです。
レザーの経年変化はさておき、汚れや擦れが気になり始めました。
レザー製品のメンテナンスは「乾かす時間」が必要で、お財布はメンテナンス時に中身を出さなくてはいけません。
その間お財布は使えなくなるわけで、いっそのこと「もう1つ用意して、メンテナンスしながら交互で使う」ことを思いつきました。
今後もし糸がほつれたりボタンが取れたりするなど「修理に出さなければいけない場合」にも、もう1つお財布があれば困らないなと思いました。
レザー製品の修理は何週間もかかることもあると聞きましたので、修理に出している間も予備があれば日常を送れます。

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そうして新加入した後輩財布が届き、この日は金運にまつわる「巳の日」だったので、先輩財布のメンテナンスを行いました。
汚れを除去する

全体的にカサっとしていて、
ボタンが汚れていました。
このお財布のレザーは「プエブロ」という種類で、和紙のようにわざと毛羽立たせているそうです。使っていくうちに毛羽が寝ていき、経年変化が大胆に楽しめるという特徴があるとのこと。

使ってきた先輩財布は毛羽が寝て、つるりとした質感に変わっていました。毎日見てると慣れて気付かなかったけれど、新品の後輩財布を手に取った時、こんなに和紙っぽかったっけとびっくりしました。
ブラシで汚れを払って、汚れ落としと艶出しを兼ねたクリームを塗って、布で拭いて…

なにせレザーについてあまり詳しくないので、
とりあえずセットになっている
こちらを用意しました。
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拭き上げたあと、カサッとしていた先輩財布がツヤっとしました。

モケモケを整える

お財布の構造上、フラップ内側にカードが擦れてしまいます。
モケモケになってしまったので、トコノールで保護しました。
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トコノールを塗って、
乾いてきたらガラス板で擦るとモケモケがつるりとします。

モケモケがなくなってスッキリ!
小銭入れの汚れを防ぐ
最も汚れが気になるのが、小銭入れの内側。
小銭は汚れていますし、金属の成分もあり、小銭入れの内側に着色汚れがありました。
すでについてしまった汚れを除去するのは修理に出さないと難しそうだったので、軽く拭く程度に。
これ以上汚れないよう、クリアファイルを切って小銭が内側に触れないようにしました。

小銭入れに入るサイズに切りました。
だいぶ適当。

お財布も気分もリフレッシュ

元気を取り戻した先輩財布
メンテナンス後の先輩財布は、後輩財布が入っていた不織布(ふしょくふ)の袋に、珪藻土の乾燥チップと共に入れて保管することにしました。
金運が上がるのかは不明ですが、お財布をメンテナンスしたら気持ちがスッキリし、なんだか「お金を大切に使おう」という気持ちが芽生えました。ようは、気持ちの問題ということでしょうか。定期的にお財布の中身を出して確認することも大切ですね。