個の時代は自分を見つける旅路

Last Updated on 2023年2月6日 by chii

個の時代とパーソナルカラー

「パーソナルカラー」という概念、最近では当たり前のように使われていますね。

自分に似合う色味が「ブルベ」なのか「イエベ」という通称で、コスメの世界でもよく目に耳にします。

その起源は意外にも古く、1923年アメリカのロバート・ドアが「ブルーアンダートーン」と「イエローアンダートーン」を基本とした調和論を発表したことが起源になるそうです。

これを基にコンサルティングが行われるようになり、似合う色味だけではなく、人の前に立つ方々が「周囲の人に与える影響」を考えてお洋服の色味を選ぶという、自己演出の方法の1つにすることも。

「流行っているメイク」「流行っている服」ではなく、自分自身に合うものを見つけたい。または、アイテムによってアイデンティティを表現したい。

「個の時代」と言われる現代、自分自身に焦点を合わせたいという願望がより濃くなったような気がします。

風の時代に胸の宇宙を覗く

西洋占星術において、2021年から「風の時代」の始まったそうです。

「風の時代」とは型にはまらない自由さを象徴とする時代だそうで、固定概念をいったん取り外して「自分らしさ」について追求するような雰囲気になっています。

自分らしさとは何か、それは自分が思う自分と、他人が思う自分とは違うかもしれない。自分らしさについて、自分自身がまだ知らないこともあると思います。

自分の心ほど見えないもので、まるで小さな宇宙が胸にあって、目に見えないブラックホールを望遠鏡で探しているかのよう。

個を明確にして社会と繋がる

自分が心地よい環境について自分が理解することで、いる場所を選ぶことができる。自分らしさの中で出逢えた他人と繋がることで、個が集団の力を得られる。

いくら「個の時代」とはいえ、人間は社会の中で生きていくもの。ただし、個を明確にして集団になることで、繋がりは素敵な力になる。

自分らしさがわからなくって、心の迷子になることもあるけれど、さまよった道こそ正解の道。私はそう思います。

ミニマムメイクに憧れて

テレワークが定着して久しく、他人とはほぼオンラインで会う今日この頃。

以前までは「すっぴんなんてありえない恥ずかしい」と思っていたけれど、オンラインアポがない限りすっぴんで過ごす日が増えました。

眉毛はないけれど、お顔が大変かろやかです。

私はメイクもそうですが、物や仕事に対しても「たくさんの方法を同時に管理すること」にストレスを感じます。メイクアイテムもすべてプチプラで、できるだけ少なく管理したいと思っています。

おうち保管用メイク道具

ネコチャンのがまぐちポーチは持ち歩き用です。ハンドメイドマーケットminneで見つけたお気に入り。

最近マスカラも使っていません…アイラインを引く機会も減りました。コンシーラーも、よほど目を覆いたくなるような肌状態の時だけなので、3色も要らなかったなぁと思っています。

もともと貧相な眉毛だけはちゃんとしなければと思っています。アイブロウパウダーをアイシャドウ代わりにすることもしばしば。コスメに詳しい方には叱られちゃいそうですね。

持ち歩き用ポーチの中身

マスク生活によって、ファンデーションを使う機会がほぼなくなりました。その代わり、色がつかないフェイスパウダーを使って皮脂をセーブしています。

長時間外出して他人と会う機会も少ないため、赤の脂取り紙は使う頻度が少なく見た目がボロッとしてきました。

私はがまぐちポーチが好きで、ネコチャンがまぐちの中にはさらに小さながまぐちポーチが入っています。犬猫と暮らすのにアレルギー性鼻炎と共生しているため、頭痛薬とともに薬が入っています。朝晩飲めば良いので外で飲むことはほぼないのですが、御守り代わりです。

誰しもありのままのすっぴんは素敵ですが、メイクアップによって魅力を増幅できます。メイクってたのしいですよね。最近は男性用メイクも登場してきて、コスメ売り場でも男性をお見かけすることが増えました。ジェンダーレス、ボーダーレス、エイジレス…いろんな境界線を越えていける個の時代に生きていてとても嬉しいです。

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