今日着る服に迷う人間の愛しさ

Last Updated on 2023年2月6日 by chii

まだ寒いけれど、春の匂いがします。ソメイヨシノもまもなくですね。お花見の予定は毎年お天気との相談。なんだかすてきな予定。

被毛のある毛玉たちは、暖かくなると衣替えの換毛シーズン到来。毎日ブラッシングできれば皮膚の蒸れも防げて、飼い主さんのお掃除もちょっと楽になります。

1回で全部取ろうとして根を詰めてブラッシングするのは大変だしキリがないので、毎日コツコツちょっとずつがお互いハッピーかと思います。

換毛期は毛玉たちの衣替え。

私たちの衣替えシーズンはもう少し先ですね。

「迷わない」は良いこと?

いきなりあったかくなったかと思えば、寒の戻りで雪が降る。昨日の冷え込みも強く、電気不足が不安視された夜でした。

コロナ禍でテレワークが定着し、在宅ワークとなった方も多いですよね。私はフリーライターとなった2019年から在宅ワークですが、2020年から関わっている企業さんとのお仕事で逆に人と会う機会が増えました。先日フォーマルなジャケットを買ったところです。私にとって一万円以上の洋服は超高級ですが、着た時の高揚感はプチプラにない醍醐味ですね。

毎シーズン、季節の変わり目は何を着ていいかわからなくなります。座っていれば肌寒く、ちょっと歩けば暑くなる。

洋服の断捨離を細々としていきたいけれど、なかなか厳選しきれていません。私の服はほぼプチプラで構成されていますが、それでも「お気に入り」をまとっていたい。

しかし「私服の制服化」まで厳選しちゃうと、ちょっともったいないのかな…なんて思う今日この頃。着る服を迷う時間は無駄なようでいて、それが心ときめく時間だったりします。

何でもかんでも「制服化」しちゃうのではなく、一旦そのことについて「迷わないことが良いことかどうか」を考えてみる必要があります。

まずは自分が心を動かす

昔の刑事ドラマじゃないですが、書く者には「足で取ってこい!」の精神が求められている気がします。誰しもがネットで情報を得られる時代だからこそ、リアルな情報が重要視される。

そして、リアルで体験しないと、心は動かない。物語でもエッセイでもweb記事でも、書き物は心が動かないと書けない。書く者の心が動かないと、読む者の心も動かない。私はそう思います。

迷い悩むのは、心が動いているからこそ

心を動かさない方が、悩み迷うことも少なくなります。「シンプルマインド」みたいな言葉があるのも、「もう迷い悩みたくない」という思いが強いためでしょう。

自己肯定感をもってして、堂々と決断を紡ぐことは素晴らしいことです。しかし、迷い悩む夜もまた、素敵な物語として紡がれていくのではないでしょうか。

動物はあまり悩みません。悩んだら、動揺したら、命に関わるためです。野生の世界では決断力が重要。

たとえば猫は、心に葛藤が生まれるとその時に全然関係のない行動(爪とぎとか)をして平常心を保とうとします。転位行動と呼ばれるものです。

迷い悩んだ物語は、きっと誰かの心を動かす

人間は悩む。人間は迷う。立ち止まるのが人間。

自分では何も決められていないような気持ちになるけれど、それはそれで「立ち止まる決断」「悩む決断」をしているだけ。それもまた、素晴らしい決断。

そうして紡がれた人生という物語は味わい深く、誰かの心をも動かすでしょう。

たとえ今日のコーディネートが全然キマらなくってモヤッとした日だとしても、それもまた物語のスパイス。

人間って、いいな。

わかっていたのに無謀な挑戦をした、
ペヤング獄激辛Final。私は一口で号泣&離脱…
麺をザブザブ洗って普通の焼きそばに仕立て上げて
最後までおいしくいただきました。
こんな無謀な挑戦をするのもまたニンゲンのかわいさ。

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