肩書きを、外してみる。

Last Updated on 2023年2月6日 by chii

自分が何者なのか揺るぎなく見つけたくて、人は旅に出たりする。「あなたに何ができるの?」面接でそう問われ、答えられないと働かせてもらえない。

だから、人は肩書きを欲する。自分が何者なのか、あなたのために何ができるのかの答えとして。

私は最初「WEBライター」だった。SEOに叶う記事を書く人で、とてもシンプルだった。しかし、自分の思うままに歩いていくうちに、相談員としての自分やディレクターとしての自分、時には営業としての自分までこの肩に乗っかってきた。

いま、私は自分が何者なのかを一言で言えない。

自分が何者なのかを求めてきたし、何者かに成らなければいけないと思って生きてきた。でもね、大切なのは肩書きを持つことではなかったの。

「あなたはだぁれ?」

私は勝部千尋と申します。

「あなたには何ができるの?」

書くことと、聴くことができます。

「それが何のためになるの?」

人と動物、飼い主さまと伴侶動物が、共に幸せに暮らすためのお手伝いになります。

何ができるのかだけでお仕事をしてきたわけではなくて、やったことのない業務でも挑戦してきて今に至る。投げかけられた仕事が「人と動物のためになる」と思ったら、なんでもやってきた。

そもそも、私は1人の飼い主で、愛犬愛猫たちのカーチャンだ。自分以外の者になることは不可能で、私の根本はカーチャンなのだ。

現在、フリーランスを選ぶ人が大変多くなっている。自分が何者なのか、アピールしないといけない立場だ。

でも、雇用されていてもフリーランスでも、大切なのは肩書きじゃなくて「どんな未来のために、何をする人なのか」という大きな目的地なのではないかと思う。

肩書きを取り払ってみたら、ガッチガチに凝り固まった肩がストンと軽くなるかもしれない。肩書きという枠に自分をはめ込まない方が、目的地まで軽やかに飛んでいけるかもしれない。

ぼくは、ぼくです。

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